■十一月の扉 児童文学を多数お書きになっている高楼さん。この本も中学生の女の子が主人公なのですが、夢見る少女時代を過ごした経験がある大人も十分に楽しめる作品です。赤毛のアン、大草原の小さな家、若草物語・・・お好きでしたか?でしたら、どうぞ読んでみてください。あの頃にタイムスリップできるかも。
■それからはスープのことばかり考えて暮らした クラフト・エヴィング商會の吉田篤弘さんの小説。この空気感・・・スゴク好き。静かで、穏やかで、ありふれた日常。吉田さんの作品の中ではかなり平易な構成になっていて、だから何も考えずにトプンとストーリーにつかることができます。何度も読み返すんだろうな・・・ワタシ。
■買えない味 台所や料理や暮らしのことを綴った文章、好きなんです。沢村貞子さんのエッセイのような、なんでもない日常を丁寧に過ごしている・・・そんなお話しが好き。さて『買えない味』は、まるで台所にまつわる短編小説のよう。文章中心で、パラリと写真があったりでその塩梅がいいカンジ。

