■大村しげ京都町家ぐらし 編者/横川公子 発行/河出書房新社
町家暮らしに興味のある人、昔暮らしに興味のある人、サザエさんのフネさんに憧れてる人(ってワタシくらい?)、ぜひ手にとってみてくださいませ。大村しげさんは、この暮らしの道具すべて後世の参考になるのでは・・・と、一切捨てずに博物館に寄贈なさったのだそう。それこそハギレや新聞・雑誌・台所用品にいたるまで!世の権力者の持ち物は比較的残るけど、一般庶民の当たり前の暮らし道具は散逸してしまいますものね。ちなみに、大村しげさんは晩年バリ島で最小限の持ち物で超ミニマムな暮らしをされたそうです。なんだかスゴイ人ですね。
■玻瑠の天 著者/北村薫 発行/文藝春秋
大好きな北村薫ミステリー。『街の灯』の続編です。時は昭和初期。華族のお嬢様が主人公。小さな謎解きに、小さな哀しみが仕掛けれれています。ちなみに北村薫さんデビューされる方は『私と円紫師匠』シリーズがおすすめです。

■茶わん眼鏡で見た、京の二十四節気 著者/麻生圭子 発行/日本経済新聞出版社
町家暮らしを楽しんでいらっしゃる麻生圭子さん。今回は茶の湯をめぐる四季折々のデキゴトをまとめていらっしゃいます。大人になってからのお稽古事って、なんだか楽しいですよね。子どもの頃にやっていたコトを再び・・・もよし、まったく初めてのコトにチャレンジするもよし。三日坊主だっていいじゃないくらいの気持ちで。ワタシもいろいろ画策中。
■ベニシアのハーブ便り 著者/ベニシア・スタンリー・スミス 発行/世界文化社
大原の古民家で暮らすベニシアさん。お庭はハーブをはじめ季節の花々でいっぱい。そもそもベニシアさんはイギリスの貴族階級の出身。お家もお城みたいだったそうです。そんな暮らしになじめず、アジアを旅して・・・京都、大原にたどり着いたのだとか。さて、この本、サービス精神旺盛で、大原の写真たっぷり、ハーブ料理のレシピや生活に役立つ情報も満載。いくつもメモしましたよ!来春は虫除けになるという”ペニーロイヤルミント”と”ワームウッド”をお庭に植えようと思います。
■おさいほうスタートBOOK 著者/柴田美穂子(柴洋) 発行/マーブルトロン
ミシンじゃなくて、手縫いでお裁縫をはじめてみませんか?という本です。著者はお世話になっている柴洋の柴田美穂子さん。撮影、校正などミラクルなスケジュールでこなされていたので、本屋さんに本が並んでいるのを見るにつけ、我がことのように嬉しく思ってしまう今日この頃です。スナップやホックつけなど、忘れがちな基礎の基礎がチェックできる便利な本です。お裁縫箱の横に置いておくと便利、便利♪
■十話 ■十夜 編者/ランダムハウス講談社 発行/ランダムハウス講談社
それぞれ今をときめく10人の作家さんが、最も好きな短編を紹介します。そのとっておきの一篇に寄せるエッセーのあとに、選ばれた短編が続く構成になっています。いろんな種類の(しかもリッチな)チョコレートの箱詰め的な本です。寝る前に1篇ずつ堪能するのがおすすめ。
■甘党流れ旅 著者/酒井順子 発行/角川書店
甘味屋さんは女の居酒屋・・・そんな一文から始まって。うん♪言いえて妙♪ワタシも行きつけの居酒屋はないけれど、「いつものっ!」と言って通じる甘味屋さんはいくつかキープしております。ケーキ屋さんじゃないところがまたいいでしょ。「はしご酒」ならぬ「はしご甘党」も得意技だったりします。